外で働かないマン

外で働かないマン

新卒で入社した会社を半年で退職。第二新卒として働き出すも突然入院の事態から正社員登用見送りに。外で働かない、雇用関係を持たない働き方を模索してます。

【新卒時代】新卒らしく働くって意味不明だった【短期離職】

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こんばんは。きゃんです。
今日寒いですね〜掃除をさっさと済ませてコタツでぬくぬく自分の時間を満喫中です。はぁコタツしあわせ。至福です。

コタツでぬくぬく心も穏やかな私ですが、今日は新卒時代のこと書くぞーーーー

私が新卒で入社した会社を辞めた理由のひとつに、新卒らしく働くことを求められたことがあるんですが、今考えても新卒らしく働くって意味不明だなあと思うんですよね。
(辞める時は我慢が足りないと思ってたけど、やっぱ違うw)

この時言われた新卒らしく働くって、こんな感じのことだったんですよ。
・自分の意見を持つには早い
・新卒3年主義(3年かかってやっとスタート)
・何も知らないことが新卒のかわいらしさ
・とにかく目の前の仕事に何も考えず一生懸命になる
・タイプの違う同期と比べられる

もう新卒らしさっていう言葉がきらいです。何新卒らしさって?フレッシュさがあるのは分かります。もちろん仕事も入ったばかりはできないことだらけなのも承知です。なんで新卒だけ新卒らしさという言葉でくくられてしまうのだろう。新卒らしさという型にはめることで、言い方悪いですけど奴隷育ててるようにしか思えませんでした。

・自分の意見を持つには早い
自分の意見持たずに働くってかなり難しいですよ(笑)仕事してたら、分析も必要になってくるし、改善点も見えてきます。向上を図るには必ず意見が出てきますよ。その意見を持つのに、早いとか遅いとか時間って全く関係ないでしょ!時間なんて気にしてたら、大切なタイミング逃しちゃうよ。

・新卒3年主義(3年かかってやっとスタート)
新卒3年だからという言葉、耳にたこができるくらい聞きました。3年は辛抱だ!とかね。私もそうなんだ!と思って我慢してました。けど、3年辛抱してやっとスタートラインってつらすぎます。早く成長しようと頑張ってる人止める必要なくない?育てるのに時間がかかると言いたいのは分かるけど、もっと早く育てる・育つことはできないか?と考えてないことに問題があると思う。そこ考えるの大変だから新卒3年っていう便利な言葉振りかざしてる人多いと思います。そりゃ人見知りの新卒を営業マンに育てるのは時間がかかるだろう。人間適性がありますからね。

・何も知らないことが新卒のかわいらしさ
これ純粋に言葉通り言ってくれてたら納得なんですよ。ただ、何も知らないことを利用して、あれもこれも新卒にやらせたいっていう魂胆が見え見えなのがいやでしたね。これも勉強だからって言われれば、何も疑問を持たずに一生懸命やりますよ。分かんないから。(実際に私は明日に回しても大丈夫な仕事が分からず、日に日に増やされる仕事量で残業続きの日々を送っていました。仲のいい先輩が見かねて抱えてる仕事をチェックしてくれて知りました。もしあの先輩がいなかったら、もっと早くに潰れてたと思うw)

・とにかく目の前の仕事に何も考えず一生懸命になる
”何も考えず”がもう理解できない。単純作業ならまだしも、頭は動いちゃうものでしょう。何も考えないって人間であることを否定されている気分になる。何も考えずに仕事できたら、してると思います(笑)何も考えないってかなりむずかしい。仕事以外の時間でも人間何かしら考えてますよ。あー夜ご飯何にしよう、あーあれ欲しいなとかね。

・タイプの違う同期と比べられる
これはたぶん当時の上司の中で、比べられた同期こそがここでいう”新卒らしさ”の枠に収まるタイプだったのでしょうね。成長スピードも部署も違う同期と比べられ、見習うべきと言われるのは、全く意味が分かりませんでした。同じ人間ばっかり量産したら、得意分野まるかぶり、苦手分野もまるかぶりで終了ですよ。

辞めたばかりの頃は私が本当に未熟で、我慢できない人間だからって思ってましたけど、辞めて正解!全く合ってなかったです。あのまま働き続けてたら、身を削るだけでした。

結構周りで辞めたい、転職は視野に入れてるって話は聞きますが、実際に行動に起こす人は少なく、本当に我慢大会だなあと思ってしまいます。実際新卒3年呪縛を転職市場でもまだまだ感じましたし、早く呪縛から解放される時代になってほしいです。新卒3年呪縛に捕われている転職希望者の方は、新卒3年に捕われない採用を行っている会社は確実に増えていると思うので、ぜひ扉を叩いてみてほしいと思います。

短期離職、入院から正社員登用見送りになった私としては、本当に身体と心を大切にしてほしいです。いやな場所から逃げ出す勇気も時に必要です。身体と精神が壊れてしまってからでは遅いですからね。周りに同じような人がいないと不安になるかもしれませんが、意外とたくさんいます。そして辞めた私はピンピンしてるぜーーーーーなんとかなるぜーーーーー
(私も今はこうやって短期離職についてブログに書いていますが、当時は短期離職者を探して色んな人のブログやツイッターを見ていました。)